串本にエギング釣行してきた

串本と聞けば釣り好きの人達はアオリイカと即答できるのではないか。エギングをする私からしてみれば一度は行ってみたい場所であったが如何せん片道230kmもあるのでなかなか行く機会がなく今日まで来てしまった。

そんなある日会社の友達から串本にエギング釣行しようと誘いが入った。私は即答でOKと返事し今回行って来たのだ。

出発は0時に友達の家を出て着いたのが4時を回った頃であった。最初は大島という所の橋下の磯でエギングをすることにした。

さすがアオリイカのメッカだと言わんばかりに磯があちこちに見える。雰囲気からしてもうどこにでもイカがいる、そう思わせるロケーションだった。まだ釣っていないのにもう釣った気になっている私、ここは間違いなくイカの聖地だ。

エギングを初めて1時間が経つと徐々に日が昇りはじめた。なんと美しい朝陽なのだろう。来てよかった、そう思えた。

大島橋下

結局ここでは2時間ほどやったがあたりがなかったので別の場所に移動することにした。友達には悪かったが私は移動中ぐっすり眠りについてしまった。おそらく2時間近く寝ていたのではないだろうか。それもそのはず、昨日は全く寝ておらず、串本に着くまでの1時間ほどしか寝ていなかった。友達も家を出るまでの2時間ほどしか寝ておらずかなり疲れていただろう。申し訳ない事この上なしだ。

次はとある漁港でエギングを開始した。ここでも私は釣ることができなかったが友達は2杯イカを釣った。さすがイカ名人だ。正直この漁港はイカの生命反応が感じられなかったので驚きである。

漁港

次はザ・地磯という三重ではまず見られない磯と漁港がミックスされた場所でエギングを開始した。釣れそうな雰囲気であったがここでも釣ることができなかった。

ここを出るころには15時を回っており帰りの時間も近づいてきていた。今回は厳しいな、と思いつつ次の漁港もだめで日が暮れだしたころ、友達が最初釣った漁港でもう一回釣りをして帰ろうと言った。

今回はもうだめだとあきらめムードだったが、何度かしゃくったその瞬間手に重い何かがかかった感触がした。地球を釣ったかと思ったが確かに引く感触が手元にくる。やつだ!!とうとう来た。私は絶対に逃がすまいとゆっくり寄せてくる。そして徐々にイカの姿が水面に見えてきた。私は足元まで寄せて友達にラインを持ち上げてもらった。地面におろした瞬間最後の抵抗で大量の墨をぶちまけられたが釣れた証だと思い悪くないなと思った。

あきらめない、そうすれば神様は期待に応えてくれるんだ、そう思わせるいい釣行になった。

帰りはどさん子ラーメンに寄って味噌バターラーメンを食べた。この味は一生忘れないだろう。価値のある釣行だった。

どさん子ラーメン