国際試合でも大会でなければ観る気にならない(野球)

プロ野球選抜と欧州選抜の親善試合がテレビ中継された。

昨年のWBCの試合はとてもハラハラ・ドキドキする試合ばかりでとても面白かったのでこの試合も観ることにした。そんなWBCの熱気と裏腹に3回まで観たところであっさりと他の番組に変えてしまった。欧州はまだまだ野球の発展途上にある地域だけれども選抜ともなると結構うまい人がいて良い試合をしていたが如何せん観ていてつまらないのだ。WBCの試合は例え中国のような弱小チームであっても観ていて楽しかったのに、この違いはいったい何だろうか。

自分の感情を整理するといくつか原因が見つかった。1つ目の原因はスター選手がいないことだ。今回のチームはメジャー組が一人も出ていない。プロ野球でも村上のような能力の高い選手はいるが、メジャー選手のような圧倒的な実力と比べると一段下がるだろう。やはりメジャーに行っていない選手はまだ半人前に感じてしまう。だから観る価値も半減してしまう。2つ目は負けても良いという緊張感のなさだ。親善試合なのでそこまで勝ちにこだわる必要がない。だから選手からはがむしゃらさが観えてこないのだ。また観客もそれを感じているのかいつもの熱狂的な応援がすこし物足りないと感じてしまった。

そういうわけで緊張感のない試合は観る価値もなく他のバラエティ番組に興味が注がれた。また国際大会が来たら観ることにしよう。