自分は努力が足りない

 会社の友達とアオリイカを釣りに行った時のことだ。その友達は海に着くや否やエギングをはじめた。私もはじめはエギングをやっていたが1時間くらいして全く釣れないと感じダンゴ釣りに切り替えた。そこから私は何度かエギングを再開するも釣れないので結局ダンゴ釣りをメインにやっていた。一方友達はというとエギングを初めて8時間全く当たりがないにも関わらずあきらめずにエギを投げ続けた。そして9時間目に突入したぐらいでなんと1.4㎏のアオリイカを釣り上げたのだ。この時私は忍耐強くやり続けることの大切さをまざまざと見せられた気がした。

 私は“できない”と思ったらすぐにあきらめる性分だった。だからアオリイカ釣りも今シーズンは全く釣れていなかったのでエギングはやめようと思っていたところだった。しかし釣れなくてもやり続けることでいつかは釣れる、結果は出るのだと思った。これは釣りに関わらず何事もそうなのだと思う。一見無理そうな事でもあきらめずに続ければきっといつか成功のカギは見つかるのだと思う。

 友達の釣る姿勢から思わずとても大切な事を学んだ気がした。