会社をやめようかと思う

 今の会社は自分に合っていない。

 会社の雰囲気が堅苦しくて、本来の自分を出すことができない。こんな生活を定年まで続けても後悔するだろう。給料は良いけど楽しい生活かと聞かれれば絶対に違う。休みは無駄に過ぎていくし、結婚はとても無理だろう。

 次の会社の条件を言うなら、もちろん給料はそこそこほしいが何より楽しめる仕事をしたい。魚が好きだから漁業が向いていると思う。ずっと海に関わっていきたいと思う。新しい会社に飛び込むのは勇気がいるが、早く飛び込めば早く新しい人生が始まる。挑戦したい。

 転職を考えているもう一つの理由は実家の事だ。兄は県外で定住することになったので実家を継ぐものがいない。あの家を廃れさせるわけにはいかない。だから俺は実家に戻る。決意は固い、地元で親と友達に再会したい。

犬山でお洒落な田楽を食べました

本町茶寮

犬山城下町を散策してきました。

なぜ行ったかというと、たまたまグルメ本を立ち読みしていたら犬山市の紹介記事があり、そこにとても”映える”食べ物が掲載されていたからだ。これはもう行って実物をみるしかないと思い立って次の日にはそこに向かっていた。

その食べ物を出している店は「本町茶寮」という犬山城下町の一画にある和カフェである。建屋は古民家のようで、中に入ると見事に昔の家を感じさせる畳に年季の入った柱が目に入った。ただし古びた家というよりは古さが良い味を出したお洒落な家なのだ。木でできた自然を感じるテーブルに温かみのあるランタン、上品な料理の器。外見は古い日本家屋がお洒落に見えることに驚いた。

建屋の話はさておきお目当ての食べ物が何かというと田楽のことである。田楽と聞くと豆腐に味噌を塗った食べ物を思い浮かべると思うが、お洒落など皆無に等しいのではないか。それがである、とても映えるのだ。

私が頼んだのはこの店の定番であろう「茶そば田楽御膳」である。さっそく運ばれてきた御膳をみるとあの本に載っていたのとまったく同じ映える画がそこにあった。一口サイズの田楽は7本全て味が異なっており、どれから食べるか迷ってしまう。とりあえず一番手前の赤い田楽を口に運んだ。見た目からは何の味か想像できなかったが、どうやら梅の田楽らしい。また食感はもちっとしていて、とても美味い。来てよかった、そう思えるデキだった。

茶そば田楽御膳

ほかの味を一つ一つ説明すると長くなるので、とにかくすべて美味しかったということをお伝えしたい。

田楽を食べることは今までほとんどなかったがこんな美味いのなら自分で作って食べたいと思えた。

最後に、犬山城下町はこれ以外にもいろんなスイーツの店が並んでいて、見ていてとても楽しいのでもし皆さんも興味があれば是非足を運んでほしいです。

ベーブ・ルースは野球は1流、私生活は3流


エンゼルスの大谷投手は今日も勝って13勝目を手にした。それに加えて7イニング投げたので規定投球回数クリアまであと14回とした。残り3試合登板するので1試合5回投げればクリアすることができる。同じ日本人としてはなんとかこれをクリアしてMLBに新しい偉大な記録を残してほしいと願うばかりだ。

 

さて大谷選手は2刀流という離れ業をここまで続けているが、こと記録において比較されるのがあのベーブルース選手だ。比較対象があの歴史上の人物なのだから如何に稀に見ることをやっているかがわかる。私も学生時代野球をやっていたのでベーブルースの名前くらいはわかる。もちろん2刀流をやっていたことも。ただどんな性格だったのかまではわからなかった。おそらく私と同じような人は多いのではないだろうか。そんな折、BS-NHKにて「THE BABE」というベーブルースの自伝的映画がやっていたので興味深くなって観ることにした。

 

この映画はベーブルースの野球選手としての偉大さと私生活を半々くらいでみせる構成になっていた。そして彼の性格を知り残念な気持ちになった。野球は1流かもしれないが私生活は3流の振る舞いだったのだ。

 

彼は幼少期から問題児だったので、親によって孤児院に預けられてしまう。そこで野球に出会い才能を見出されMLB選手になり成功者になるわけだが、私生活では最初に結婚したお嫁さんがとても可哀そうでならなかった。奥さんと赤ちゃんを置いて毎晩飲み歩き、はたまた不倫もしていたのだ。お嫁さんと長くは続かずその後離婚をして、まさかの不倫相手と再婚するというひどいものだった。野球においても練習は毎日遅刻をし、監督の指示に従わない、彼の振る舞いはまさに子供だったのだ。野球は数々の記録を残し偉大な選手だったのは間違いないが個人としては全く尊敬できない人物だった。

 

大谷選手の2刀流によって再びベーブルースという男にスポットライトが当たっているが、彼の私生活を知る機会に巡り合い残念な気持ちになった人は私だけではないはずだ。

 

最後に、映画に出演している最初の奥さん役がとても美人だったのでぜひ皆さんにも見てほしいと思います。